【JLPT N4/N3文法】習慣と努力を表す「〜ようにしている」の完全ガイド
皆さん、こんにちは!JLPT合格を目指して日々頑張っている皆さん、自分の習慣や目標について話すとき、どんな表現を使っていますか?
日本語には「習慣」を表す言葉がいくつかありますが、今回ご紹介する**「〜ようにしている」**は、特に「健康のために頑張っていること」や「自分なりの目標を達成するために努力していること」を伝えるのにぴったりの表現です。
実はこの表現、単なるルーティンを指すのではなく、**「ついついサボりたくなってしまうけれど、意識して頑張って続けている」**という、皆さんの「努力」や「心の葛藤」を伝えることができる、とても人間味あふれる文法なんです。今回はこの「目的と習慣的な努力」の使い勝手に絞って、徹底的に解説します!

目次
1. 「〜ようにしている」の意味
「〜ようにしている」は、ある目的を達成するために、**「意識して努力を続けていること(継続的な努力)」や「習慣にしようと心がけていること(心がけ)」**を表します。
この表現のポイントは、**「話し手の意志」**が強く入っていることです。「毎日なんとなくやっている」のではなく、「よし、やろう!」と自分に言い聞かせて、時には疲れや誘惑に負けそうになりながらも頑張って続けている、そんなニュアンスが含まれています。
【意味のまとめ】 「(目的のために)意識的に〜することを習慣にしている」 「(努力して)〜するように努めている」 ※英語では “I make it a habit to…” や “I try to make a point of…” と訳されます。
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2. 接続と形
動詞の「辞書形」または「ない形」に接続します。また、何かが「できる」ようになることを目指している場合は、「可能動詞(食べられる、話せるなど)」を使うこともあります。
| 接続の形 | 例 | 意味 |
| 動詞(辞書形)+ ようにしている | 食べる → 食べるようにしている | I make it a habit to eat… |
| 動詞(ない形)+ ようにしている | 飲まない → 飲まないようにしている | I try not to drink… / I avoid drinking… |
| 可能動詞 + ようにしている | 読める → 読めるようにしている | I am trying to be able to read… |
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3. 使い方のポイントとよく使う言葉
この文法は、頻度や努力の度合いを強調する副詞と一緒に使うと、より自然で学習者らしいこなれた表現になります。
- 毎日(まいにち)
- できるだけ / できる限り(できるかぎり)
- 必ず(かならず)
- いつも
- 意識して(いしきして)
- 絶対に(ぜったいに)
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4. 具体的な利用シーンと例文
日常生活でよく使われる3つのシーンで、実際の使い方を見てみましょう。
シーンA:健康と生活 (Health & Lifestyle)
自分の体や生活のリズムを守るための努力です。
- 健康のために、毎日野菜を食べるようにしています。
- 毎晩寝る1時間前は、スマホを見ないようにしています。
- 最近、お酒は飲まないようにしているんです。
- エレベーターを使わないで、できるだけ階段を使うようにしています。
シーンB:勉強と自己啓発 (Study & Self-Improvement)
スキルアップや目標達成のためのポジティブな習慣です。
- 新しい漢字を毎日4つ覚えるようにしています。
- 授業の後は、忘れないように必ず復習をするようにしています。
- 1ヶ月に3冊は本を読むようにしています。
- 毎日、日本のニュースを見るようにしています。
シーンC:対人関係 (Relationships)
周りの人と良い関係を築くための心がけです。
- 1週間に1回は、国の家族に連絡するようにしています。
- メッセージをもらったら、できるだけ早く返すようにしています。
- 1日に1回は妻に「愛している」と言うようにしています。
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5. 間違いやすい表現との違い
ここからは、中級レベル(N3)を目指す皆さんが特につまずきやすい比較ポイントです。
①「ようにしている」 vs. 「ようにする」
- ようにする:「これから」1回限りの努力にも使われます。
- (例)「明日は遅刻しないようにします。」(1回限りの決意)
- ようにしている:過去のある時点から始めて、今も継続している習慣です。
- (例)「毎日遅刻しないようにしています。」(継続的な習慣)
②「ようにしている」 vs. 「ことにしている」
- ことにしている:自分の意志で決めた**「ルール(決定)」**を強調します。すでに習慣がしっかり定着していて、自信を持って「やっている」と言えるときに使います。
- ようにしている:そのルールを守るための**「努力や心がけ」**を強調します。「頑張って続けている」「意識している」という、現在進行形の努力のニュアンスが強いです。
- (例)毎日3時間勉強することにしています。(自分との約束。100%守っている自信がある)
- (例)毎日3時間勉強するようにしています。(勉強しようと意識して、自分をプッシュして頑張っている)
③【重要プロ・アドバイス】外部のルールには使えない!
プロの注意点: 「ようにしている」は、あくまで「個人の努力」に使う表現です。レストランの決まりや法律など、社会的なルールには使えません。
- × 「このレストランではタバコを吸わないようにしています。」
- ○ 「このレストランではタバコを吸わないことになっています。」
自分の意志で頑張っているのか、決まっているルールなのか、正しく使い分けましょう。
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6. まとめ
最後に、今日学んだ大切なポイントを復習しましょう。
- 「〜ようにしている」は、目的のための継続的な努力や心がけを表す。
- 「サボりそうになっても頑張る」という話し手の意志が含まれる。
- 動詞の辞書形・ない形に接続する。
- **「できるだけ」「必ず」**などの副詞と一緒に使うと自然。
- 将来の決意(ようにする)や、決まったルール(ことにしている)との違いを意識する。
さあ、練習してみましょう!
皆さんが毎日、意識して続けていることは何ですか? 「疲れているけれど、これだけは頑張っている!」ということがあれば、ぜひ下のコメント欄に「〜ようにしている」を使って書いてみてください!
(例:私は毎日、寝る前にストレッチをするようにしています!)
皆さんのコメントを楽しみに待っています!一緒に一歩ずつ、日本語をマスターしていきましょうね!




