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USYO日本留学記1 迷った時こそ、難しい道を選ぶ

日本に留学に来たばかりの頃、語学力を伸ばせず悩んだ経験があり、留学をやめようと考えました。

私は、留学が始まって二週間ほど経っても、日本語が全然聞き取れませんでした。

そして段々と日本語を話す自信も無くなり、日常生活においてもできるだけ日本語を話す事を避け、中国語や英語のみでコミュニケーションを取る時期もありました。

その結果、日本語力を伸ばせず、悪循環になっていました。留学をやめると考えていました。しかし、諦めたら後悔すると思い、どうやって日本語を向上させるかを考えました。
そこで私は中国語に触れる時間を削り、日本語に触れる時間を今以上に増やすことにしました。

そして毎日日本語と中国語を交えて取っていた友人との連絡も日本語のみにしたり、日本人の友達を作ったりして、毎日放課後には日本人とたくさん交流し、日本語を話す時間を強制的に増やしました。

その結果、少しずつ日本語力が向上し、日本語を楽しめるようになりました。

留学をやめようと思った時点でそれが人生の岐路だと認識していないが、「あれが人生の岐路だったな・・・」と今は回顧的にわかりました。

プロサッカー選手の長谷部誠さんは、著書の中で「迷ったときこそ、難しい道を選ぶ」と述べていました。

もしその時に諦めたら、私はきっと今の大学に進学できず、今まであった出来事や、出会った友達に巡り会えなく、違った生活を送っているのでしょう。

もし失敗したらという不安、まわりからの反対。挫折することへの恐れ、どうすれば成功するかという確固たるノウハウなんてないし、人それぞれの道の選び方があると長谷部さんが述べました。

留学をやめ、帰国したらもっと良い機会を得る可能性もあるが、難しい道ほど自分に多くのものをもたらし、新しい世界が目の前に広がってくると信じて、岐路に立ったときこそ、あえて難しいと思った方を選択するのです。

 

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