今回から数回にわたり私がなぜブログを始めようと思ったのかを紹介します。日本語教師として働いている中で、どうやってブログに出会ったのか。いろんなジャンルがある中で、日本語教育というテーマを選んだのはどうしてか。数回に分けて詳しく紹介しようと思います。
わかりやすい日本語教育ブログを書いている「タッチメン」がどんな人か伝えられればと思います。
1回目はブログを始めることになった大きなきっかけとなる変化について紹介します。
是非ご覧ください。
日本語学校での部署が変わった。
ブログを始めた1番のきっかけは日本語学校での部署が変わったことです。
今までは教務部で初中級レベルを担当していました。
専任教員として週に3日×4コマ授業をしていました。もちろん授業以外にもカリキュラムやテストの作成、進学指導や非常勤講師の授業見学及びフィードバックなど日本語学校の専任教員のみなさんと同じようなことをしていました。
また、それに加えてJLPT対策教員の一員としてN2、N1の対策講座も担当していました。
しかし、学校の方針変更と新しい専任教員が増えたことにより、新しく設置された学生の就職関連を担う部署へ配置転換されることとなりました。
現在は学生が卒業後就職できるように、特定技能ビザ取得に必要な資格試験対策授業や技能実習生への派遣授業を行っています。
さらには求人募集をしている企業への営業活動や就職前後のサポートも担当しており、日本語教師として日本語を教える機会が少なくなっています。
部署が変わったことでに日本語について考えることが少なくなり、何か物足りなさを感じるようになりました。
そこで何か日本語について考える機会をプライベートの時間に作ろうと考えました。
今までの授業で教えていた内容を整理したかった
日本語を考えるということで、専任教員として忙しい日々を過ごしていて、ずっとやりたかったことがありました。
それが、今までの授業で教えていた内容を整理することです。
ここ数年は授業のためにしっかりとした教案を作るということはしていませんでした。自作の教材や教科書に重要なことをメモして授業に臨むことが当たり前になっていました。授業中はそのほうがやりやすかったので、あまり不自由することはなかったのですが、他人に見せたり、記録として置いておくために一度整理したいと思っていました。
そこで、この機会に今まで調べてきたことを1つにまとめて、いつでも見返せるようにしようと決めました。
文法をより深く知りたいと思った
今までの内容をまとめるだけでは、自分の中での成長がないと感じていたため、まとめるのと同時に内容をアップデートしていかなければならないと考えました。
私自身日本語を教えている中で、文法のことを調べるのが楽しいと感じていました。
今までは授業のために文法を調べていたので、留学生に伝えなければならない部分まで考えるだけでしたが、さらに踏み込んで細かな違いを勉強したいと思いました。
過去にも先輩教員と夜遅くまで、文法についてディスカッションすることもあったので、日本語教育の中でも文法に強みを持った日本語教師になろうと、プライベートの時間を使って文法をより深く勉強することに決めました。





